ご挨拶

大会長 ご挨拶

信州大学医学部附属病院 信州がんセンター 緩和部門
間宮 敬子

 第6回 日本緩和医療学会 関東・甲信越支部学術大会を、来たる2024年10月6日(日)に、ホテルブエナビスタ(松本市本庄1-2-1)にて開催させていただくこととなりました。

 緩和ケアは生命を脅かす病に罹患した患者の痛みなどの身体症状や、精神的な苦痛、そして社会生活上の不安を改善することにより、生活の質の向上を図ることを主たる目的とする学問です。本学術大会は年に1回開催され、2024年度で第6回を数えます。関東甲信越の緩和ケアのエキスパートが一堂に会し、日頃の研究・診療・教育の成果を発表するとともに、緩和ケアに関する最新の知識と情報を交換・発信し、地域の医療の発展と、国民の健康と福祉の向上に貢献することを意図しております。

 今回の学術大会のテーマは「つなぐ」です。地域と病院をつなぐ、患者・家族と医療者をつなぐ、そして関東甲信越と日本全国、日本と世界の緩和ケアをつなぎ、その全てを次世代へとつなげていこうという意味をこめて決定いたしました。

 松本市には国宝に指定されているイケメンの松本城をはじめ、同じく国宝の旧開智学校、パワースポットである四柱神社、映画「orange-オレンジ-」で有名になった縄手通り、草間弥生さんの作品が展示されている松本市美術館、そして紅葉で美しい上高地(上高地も松本市です)があります。隣町にはわさびで有名な安曇野、また、長野県の自慢である長野市の善光寺や戸隠神社もぜひ足を延ばしていただきたい場所でもあります。

 学会に事前登録していただけますと、松本市の観光スポットの割引券をお送りいたします。もちろん当日来ていただいた皆さんにも配布いたしますが、できれば、金曜日、土曜日に松本に入っていただき、観光していただいた後、学会で知識をリフレッシュしていただくというプランをおすすめいたします。 この秋、ぜひ長野県松本市にお越しいただきますよう、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。